🚗 特定技能 自動車整備分野とは?現場で求められる技能と支援の実務ポイント
こんにちは!
京都府八幡市の かけはし行政書士事務所 代表の手束です😊
今回は、特定技能制度の中でも技術力が重視される 「自動車整備分野」 について、業務内容から試験制度、支援現場での注意点までを実務視点で解説します🔧
1️⃣ 自動車整備分野の対象業務とは?
自動車整備分野では、次のような業務が対象となります。
🚘 点検整備(車検・法定点検等)
🔧 部品交換・分解整備(ブレーキ・エンジンなど)
🧪 故障診断・テスト走行
※洗車や清掃、受付業務などは対象外です。
2️⃣ 技能試験と日本語要件
✅ 技能試験
「自動車整備特定技能評価試験(JASPA試験)」に合格する必要があります。
整備知識(構造・法規・工具の使い方)
実技(車両点検・部品交換)
✅ 日本語能力
JLPT N4以上またはJFT-Basic(A2相当)
技術的指示や安全指導を理解する力が求められます。
3️⃣ 雇用管理でのポイント
📋 職務内容と工場ごとの業務範囲を明確に
🧯 整備ミス防止のためのチェック体制構築
👷♂️ 指導者(2級整備士以上)による継続的なOJT
🛠️ 危険作業に関する安全講習の徹底
4️⃣ 現場支援での実務工夫
📘 整備用語の用語集・ピクトグラム活用
🧑🏫 日本人スタッフとのチームワーク強化
🛞 技術的な習熟度を見ながら作業を段階的に任せる
💬 技能実習生からの移行者には段階別教育を
5️⃣ 登録支援機関の役割と支援内容
🧾 業務マニュアル・安全マニュアルの整備支援
🗓️ 就労先との連携による面談・実地訪問
📞 事故・トラブル発生時の通訳・行政対応
📚 資格取得支援(2級整備士取得に向けた支援)
6️⃣ まとめ:自動車整備分野で外国人材が活躍するために
自動車整備は技術力・安全性・正確性が求められる職種です。
そのため、外国人材が安心して働き、スキルアップしていくためには、現場と支援機関の連携が重要です。
📣 「整備士」としての誇りを持って働けるような支援体制が、企業の成長と人材の定着につながります。
🚗 自動車整備分野
項目 | 内容 |
---|---|
加入推奨協会 | 一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会(JASPA) |
協会URL | https://www.jaspa.or.jp/ |
受入企業の入会義務 | 原則加入 |
登録支援機関の入会義務 | 原則不要(企業が加入) |
採用可能な企業例 | 自動車整備工場、ディーラー系列整備センター、車検専門店 |
技能試験名 | 自動車整備特定技能評価試験(JASPA) |
試験案内URL | https://jaspa.or.jp/tokuteiginou |
日本語試験 | JLPT N4以上 または JFT-Basic(A2相当) |
💼 かけはし行政書士事務所では、自動車整備分野での外国人雇用支援や登録支援機関業務にも対応しております。お気軽にご相談ください😊
かけはし行政書士事務所
代表 行政書士 手束美里