【🧓特定技能・介護分野】介護福祉士が解説!受け入れの実務ポイントと支援のコツ

こんにちは😊
京都府八幡市の かけはし行政書士事務所 代表の手束です。

私は介護福祉士として15年以上の現場経験があり、
現在は行政書士として、特定技能外国人の受け入れ支援を行っています📘

今回は、特定技能12分野の中でも特に注目されている **「介護分野」**について、
制度のポイント、受け入れの注意点、現場支援のコツ を、実体験に基づいてご紹介します。

◆ 介護分野で受け入れが可能な業務内容とは?👵👨‍⚕️
特定技能「介護」では、以下の業務が対象になります👇

🍽️ 食事介助、🛁 入浴介助、🚽 排せつ介助などの身体介護

🎨 レクリエーションや生活支援

📝 介護記録の作成・業務報告(簡単な記録も含む)

⚠️【注意】

訪問系サービス(訪問介護・訪問入浴など)は対象外❌

対象は 施設系サービス(特養、老健、有料、デイなど) のみです

◆ 特定技能「介護」の受け入れ条件📋
項目 内容
🈶 日本語能力 JLPT N4 または JFT-Basic 合格が必須
🎓 技能水準 「介護技能評価試験」に合格
🤝 雇用形態 直接雇用のみ(派遣は不可)
🧩 支援体制 支援計画の作成+登録支援機関との契約(または自社支援)
💰 賃金水準 日本人介護職員と同等以上の給与が必要
◆ 介護分野の実務で特に注意すべきポイント⚠️
1️⃣ コミュニケーション力の確保🗣️
N4レベルでは、介護専門用語や高齢者との会話が難しい場合も

👉 業務用語を中心とした日本語教育支援が定着に直結します

2️⃣ 身体介護への心理的ハードル🧼
文化や宗教の違いから、排せつ介助に抵抗がある方もいます

👉 初期段階での**丁寧な説明+OJT(実地指導)**がカギです

3️⃣ 事故・ヒヤリハットへの対応力🚨
介護現場では、**「報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)」**が不可欠

👉 日本の「報告文化」を丁寧に教えるのも教育の一環です

◆ 外国人介護人材と共に働く職場づくり🏥
介護の現場は「人間関係」がとても大事🤝
外国人職員も「一人の仲間」として受け入れる環境づくりが不可欠です!

👩‍🏫 先輩職員による1対1のOJT体制づくり

🧑‍🏫 社内研修による受け入れ体制の意識づけ

🍚 食事・宗教などの母国文化への理解や配慮も離職防止に効果的!

◆ 介護福祉士としての視点を活かしたサポート💼
かけはし行政書士事務所では、行政書士としての制度対応に加えて、
介護福祉士としての実務経験を活かし、以下のようなサポートを行っています✨

✅ 支援計画の作成・在留資格の申請書類整備
✅ 介護施設向け「外国人材受け入れ研修」
✅ 日本語学習支援(介護専門用語の指導サポート)
✅ 外国人職員の定期面談・相談体制の導入支援

💬 外国人材が安心して働ける職場は、
💡 日本人職員にとっても働きやすい職場になります。

介護業界こそ、制度をうまく活用し、人材の循環を生み出すチャンスです!

🧓 介護分野

項目 内容
分野名 介護
加入推奨協会 公益社団法人 国際厚生事業団(JICWELS)
協会URL https://www.jicwels.or.jp/
受入企業の入会義務 任意(実質的に推奨)
登録支援機関の入会義務 任意
採用可能な企業例 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、訪問介護事業所
必要な技能試験名 介護技能評価試験
試験案内URL https://otaff1.jp/examination/kaigo
日本語試験 JLPT N4以上 または JFT-Basic(A2相当)



📩 ご相談はいつでもお気軽にどうぞ😊

かけはし行政書士事務所
代表 行政書士 手束美里(介護福祉士)