【補助金の対象になる?】経費区分の考え方と注意点💰📑
こんにちは。かけはし行政書士事務所の手束です😊
補助金申請をご検討されている方から、よく聞かれるご質問があります。
「この経費、補助対象になりますか?」
補助金は“後払い型”であると同時に、**「対象外経費を含めてしまうと不採択や減額の原因になる」**という注意点もあります。
今回は、補助金で認められる経費/認められない経費の違いと、よくある間違い・注意点を分かりやすく解説します💡
✅ そもそも補助金の「補助対象経費」とは?
補助金には、「この費用なら出します」というルール=補助対象経費の範囲があります。
たとえば、以下のような補助金においても経費区分はそれぞれ異なります。
補助金名 | 補助対象経費の例 | 備考 |
---|---|---|
IT導入補助金 | ソフトウェア、クラウド利用料、ハードウェア | 導入支援事業者が登録しているものに限る |
小規模事業者持続化補助金 | 広報費、開発費、設備費、借料、外注費など | 商工会等の確認が必要 |
事業再構築補助金 | 建物改修費、機械装置費、広告費、研修費等 | 中長期の事業転換が前提 |
「補助金の種類によって“使える経費”は違う」ということをまずは押さえておきましょう。
💰 よく使われる補助対象経費の具体例
以下は、主にIT導入補助金・持続化補助金において対象になりやすい経費例です。
IT導入補助金の場合
経費区分 | 内容の例 |
---|---|
ソフトウェア費 | 会計・勤怠・販売管理・予約管理など |
クラウド利用費 | 月額制SaaS型サービス(最大2年分) |
ハードウェア | POSレジ・タブレット等(上限10万円) |
導入関連費 | セットアップ、データ移行費用など |
📌 注意:PCやソフトを自分で選んで買うのはNG。「IT導入支援事業者」を通じて購入・契約が必須です。
小規模事業者持続化補助金の場合
経費区分 | 内容の例 |
---|---|
広報費 | チラシ・看板・Web広告・HP作成費用など |
開発費 | 新商品パッケージ、デザイン委託等 |
展示会等出展費 | 出展料、装飾費用など |
外注費 | デザイン、システム制作などの外注業務 |
設備費 | 製造機器、作業台、什器等(生産性UP目的) |
📌 注意:販促目的が明確であること/単なる汎用設備ではないことがポイントです。
❌ 補助対象外になりやすい経費
審査でよくある減点・不採択理由が「対象外経費の記載」です。
補助対象外の例 | 理由 |
---|---|
人件費・給与 | 補助対象外(自己負担で支出するもの) |
家賃・光熱費 | 継続的支出は原則対象外 |
在庫仕入れ費 | 営業経費として扱われるためNG |
自社での労務 | 外注費としてカウントできない |
知人・家族への発注 | 第三者性が認められない可能性あり |
📝 書き方のコツ:経費ごとに「目的+内容」を書こう!
申請書では、単に「●●円」と金額を出すだけでなく、
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その経費を何のために使うのか(目的)
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どう使うのか(具体的内容)
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効果との関連(なぜ必要か)
この3点を丁寧に書くことで、審査の納得度が高まります✅
⚠️ 注意ポイントまとめ
🔸「補助対象かどうかグレーな経費」は事前に専門家や事務局に相談を!
🔸「導入前に支払い済み」は原則NG(交付決定後に着手するのがルール)
🔸「見積書が不十分/経費内訳が不透明」だと減点リスクあり
💼 かけはし行政書士事務所のサポート内容
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補助金ごとの対象経費の判定
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経費の整理と見積書収集サポート
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事業計画と経費の“つながり”の明文化
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審査通過を見据えた書類作成支援📄
「これ、補助対象になりますか?」というご相談にも丁寧に対応いたします😊
まとめ📌
補助金申請では、「何にいくら使うのか」以上に、「なぜ必要なのか」が問われます。
正しい経費区分と記載方法を押さえておけば、審査での不利を防ぎ、採択率アップにつながります!
💼 かけはし行政書士事務所では、補助金申請に必要な経費整理から事業計画まで、丁寧にご支援いたします。
まずはお気軽にご相談ください😊
かけはし行政書士事務所
代表 行政書士 手束美里