【採択率を上げる】事業計画書の書き方・構成ポイント✍️📈
こんにちは。かけはし行政書士事務所の手束です😊
補助金申請の中で、採択・不採択を大きく左右するのが「事業計画書」です。
制度が変わっても、申請フォームが変わっても、審査の要となるのは「どれだけ説得力のある計画が書けているか」。
今回は、補助金申請が初めての方でもわかるように、採択率を上げるための事業計画書の書き方と構成のコツをご紹介します!
✅ 事業計画書は“審査員へのプレゼン資料”🎯
まず前提として、事業計画書は自分の頭の中を整理するためのものではありません。
書き手が「なんとなくわかってる」ではなく、“他人に伝わってこそ意味がある”のが事業計画書です。
そのためには、「読みやすく」「論理的で」「納得できる」構成が重要です。
🧱 基本構成はこの流れで考えよう!
以下の流れで構成すると、読み手(審査員)にもスムーズに伝わります。
①【現状と課題】
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どんな事業をしているか(簡潔に)
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現在抱えている具体的な課題
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なぜ今、この取り組みが必要なのか
📌 ポイント:「○○に時間がかかっている」「売上が減少している」など数値を交えて課題を明確にしましょう。
②【課題解決の手段】
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どのようなITツール・設備・施策を導入するか
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それがなぜ課題解決につながるのか
📌 ポイント:ただ「導入します」ではなく、「導入することで○○が○○%改善する」など、効果の道筋を具体的に書くのがコツです。
③【今後の展望・数値目標】
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補助金活用によって得られる成果(売上UP・時間短縮・集客増など)
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1年後、3年後のビジョン・KPI
📌 ポイント:審査員が納得しやすいように、過去データや市場動向なども踏まえた現実的な目標を設定しましょう。
④【実行体制・スケジュール】
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誰が・いつ・どのように取り組むのか
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事業の実施体制とスケジュール
📌 ポイント:人員配置や役割分担、スケジュールが明確であることが“実行可能性”の評価につながります。
⑤【期待される社会的効果(任意)】
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地域への波及効果
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雇用創出や働き方改革、環境対応など
📌 ポイント:特に持続化補助金や再構築補助金では、「社会性」や「公共性」も審査ポイントになる場合があります。
💡 採択される事業計画書の特徴とは?
✔️ 内容が「事業のストーリー」として一貫している
✔️ 数字と客観的データで裏付けされている
✔️ 導入の目的と効果がつながっている
✔️ 書類だけで伝わるよう、丁寧に・簡潔に書かれている
📝 テクニックとしては、図表・箇条書き・見出しなどを活用して、読みやすさにも配慮しましょう。
❌ よくあるNG例
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「○○を導入します」だけで終わっている
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数字が一切ない(“なんとなく良さそう”止まり)
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前後の内容がつながっていない(支離滅裂)
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他社事例のコピペ(審査員にはすぐバレます)
🧩 テンプレート的に使える構成文例
■現状と課題
当社では現在、〇〇の業務を手作業で行っており、1日あたり〇時間の作業時間が発生している。これにより社員の負担が大きく、受注対応の遅れも生じている。■導入の目的と内容
この課題を解決するため、〇〇システムを導入する。これにより作業時間が〇%短縮され、業務効率が大幅に向上する見込み。■今後の展望
導入後は月次売上〇%アップ、業務時間〇時間削減を目指す。リピーター顧客の増加とサービス満足度の向上につなげていく。■実施体制
代表者を責任者とし、導入・運用・検証までを社内体制で実施する。
💼 かけはし行政書士事務所の支援内容
当事務所では、以下のような事業計画書作成支援を行っています。
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ヒアリングに基づく課題整理と構成立案
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数値目標や導入目的の整理サポート
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誤解を招かない表現の校正・添削
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採択事例に基づいた“伝わる文章”の提案
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ITベンダーとの連携や経費整合のチェック
まとめ📌
補助金は「書き方ひとつ」で結果が大きく変わります。
事業計画書は“説得のツール”として、丁寧に・論理的に仕上げましょう。
💼 かけはし行政書士事務所では、採択される事業計画書づくりを全力でサポートいたします。
まずはご相談から、お気軽にどうぞ😊
かけはし行政書士事務所
代表 行政書士 手束美里