🐟 特定技能 漁業分野とは?水産現場での外国人材活用と支援のポイント


こんにちは!
京都府八幡市の かけはし行政書士事務所 代表の手束です😊

今回は、特定技能制度の中でも日本の食文化を支える 「漁業分野」 に焦点をあてて、制度の概要から現場での支援までわかりやすく解説します⚓

1️⃣ 漁業分野の対象業務とは?

漁業分野では、次の2つの作業が特定技能の対象となります。

🛥️ 漁業(船上での水産物の捕獲・選別・冷凍など)

🐚 養殖業(餌やり・網の清掃・育成管理など)

※加工や流通業務は対象外となるため、業務内容の切り分けが重要です。

2️⃣ 技能試験と日本語能力の要件

✅ 技能試験

「漁業技能測定試験」に合格する必要があります。

基本的な漁業・養殖の作業知識

船上や海辺での安全作業に関する知識

✅ 日本語能力

JLPT N4以上、またはJFT-Basic(A2レベル相当)

作業指示の理解、緊急時の対応力が求められます。

3️⃣ 雇用管理でのポイント

📝 雇用契約に業務内容と就労地域を明確に記載

🌊 海上での安全管理(ライフジャケット・救命訓練など)

📅 季節に応じた業務量変化への対応(台風・禁漁期)

🏠 離島・漁村地域での生活環境支援

4️⃣ 現場での支援の工夫

🚤 作業前の安全確認とチェックリスト運用

📘 海・気象に関する日本語用語の教育

🌐 地域住民との交流支援(漁協や地域イベント)

🗣️ 通訳・翻訳支援体制の整備

5️⃣ 登録支援機関の役割

🗓️ 定期面談と就労状況確認

📋 労働条件の変更・更新時の書類整備

🏠 寮や社宅の生活指導(特に島嶼部)

🚨 トラブル時の行政・地域団体との連携サポート

6️⃣ まとめ:漁業を支える外国人材の活躍に向けて

漁業分野は、地域ごとの文化や自然条件に強く左右される業種です。
だからこそ、丁寧な現場支援と受け入れ体制の整備が欠かせません。

📣 外国人材とともに地域漁業を守り育てていくために、支援機関や行政の連携も重要です。

🐟 漁業分野

項目 内容
加入推奨協会 全国漁業協同組合連合会(全漁連)
協会URL https://www.zengyoren.or.jp/
受入企業の入会義務 任意
登録支援機関の入会義務 任意
採用可能な企業例 漁協、水産会社、養殖業者
技能試験名 漁業技能測定試験
試験案内URL https://otaff1.jp/examination/gyogyou
日本語試験 JLPT N4以上 または JFT-Basic(A2相当)



💼 かけはし行政書士事務所では、漁業分野の特定技能に関する申請や支援計画の作成も対応可能です。
お気軽にご相談ください😊

かけはし行政書士事務所
代表 行政書士 手束美里